病院の怪談話 地下倉庫での経験談を紹介します。

私は、仕事で病院に出入りする機会が非常に多いですし、過去に入院をしていた時期もあるため、一生の中で病院で過ごしている期間は、皆さんより長いと思います。
そんな中、やはり病院は怖いなあという経験をしたことがあります。病院は怪談話の宝庫だと思われていますが、それは本当ですし、職業的に病院に出入りしている限り、今後も続くと思うとゾッとします。

今日は、そんな病院で経験した怖い経験をお話しします。

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・地下倉庫での経験

実は、公務員をしていたときに、病院勤務をしていた時期があります。そのときのお話しです。

その病院は、外観も内装も非常に綺麗で、新しい病院なのですが、地下1階と地下2階は、病院ができた当時のままで、コンクリートがむき出しになっている建物です。
その地下2階に霊安室があり、その隣が文書を保管する倉庫でした。地下2階には、他に外注の掃除業者の人が掃除に来るぐらいで、人の往来はほとんどありません。
しいて言えば、たまに霊安室に遺体が運ばれてくることでしょうか。

私も地下倉庫なんて、そんな滅多に行くことはないですし、他の職員もほとんど来ないようなところです。普段は厳重に鍵がかけられており、誰も入ることはできません。

その日はたまたま、上司に頼まれて、地下倉庫に文書ファイルを探しにいきました。もともと不気味な場所でしたので、気が進まなかったですが、行くことにしました。

しかし、地下倉庫に行くと良いこともあるのです。それは、誰もいないので、こっそり少し休憩ができるのです。淡い期待を抱きながら、地下倉庫に向かいました。
直通のエレベーターがあるので、そのまま地下に降りれますし、スマホの電波も入ります。
休憩するには絶好の環境ですよね。

いざ地下に降りてみると、電気がついていないので、すぐに人がいないことがわかりました。

ラッキーだなと、思いながらも、目的の文書ファイルを膨大なファイルの山から、一生懸命探しだしたので、すぐに休憩をしようという気持ちになりますよね。

しかし、一生懸命探している間は気付かなかったのですが、ゴソゴソと文書ファイルを探している音と、カツカツと足音が聞こえていることにそのときに気づきました。
「ひょっとして、探している間に、誰か入ってきたのかな?」と思ったので、
広い倉庫の中をくまなくチェックしましたが、やはり誰もいません。

恐る恐る、「誰かいますかー?」と声を発してみたところ、足音とゴソゴソという音は止むのですが、またすぐに鳴ってしまいます。
当然、倉庫を出るときに、電気を消さなければいけないですし、電気を消すと、日の光が入らないため、真っ暗になる場所です。
出口を探すのも困難な状況になるので、必死に探しました。

しかし、「誰かいますかー?」の呼びかけには応じず、物音は止まり、また再開するばかりでした。
怖くなったので、スマホで事務室に電話をかけてみましたが、繋がりません。電波が立ってないためでした。
普段は電波がしっかり入る場所なのに、ずっと圏外になってしまいます。そんなこと、普通はありえないですよね。

でも、かすかに、蚊の鳴くような幼い声が聞こえます。。

これはまずいと思い、電気を消し、鍵を閉めて、急いで事務室に戻ることにしました。

帰り道、地下2階で、珍しく子どもの患者さんとすれ違いました。
地下になにか用事かなとそのときは思ったのですが、用事なんてある訳ない場所です。
入院用のパジャマを着ているので、すぐに入院している子どもなのだと思いましたが、
そのときは散歩かなと軽い気持ちでしたし、一刻も早く戻りたい気持ちでした。

自分のオフィスに戻って、倉庫で起きたことを話すと、同じ経験をした同僚が何人もいることがわかりました。
しかも、決まって一人で倉庫に行くときばかりだそうです。
その中の一人は、地下の倉庫で、パジャマを着た子どもの患者が入るところを見たと言います。しかも、消えるように入っていくと・・

後々、病棟の看護師さんに聞いてみると、「この病院では、子どもの幽霊が多いから、イタズラがたまに起こります」とのこと。
深夜に誰もいない部屋からナースコールがなったり、PHSにありもしない内線番号からかかってきたりするようです。
私がすれ違ったのもひょっとしたら、子どもの幽霊なのかもしれませんし、その類のいたずらなのかもしれません。

地下2階は、暗いため、昼夜問わず、このような話はあります。

当面はそんなことはないと思っていましたが、今出入りしている病院でも、ちょっとした怪談話を聞きますし、経験しています。

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