思ったことを言えるようになりたい。
本当にそのように思いますし、思ったことをズバズバ言える人ってカリスマ性があるように思います。
思ったことを素直に言えば、「怒らせてしまうかも」、「出世に影響するかも」と思ってしまい、グッと我慢することがやはり多いです。
例えば、上司から部下に対しては思ったことを平気で言えるのに、部下から上司に対して言ってしまうと叱責を受けるケースがあると思います。
あまり上司から部下に対して言いすぎるとパワハラになるのでしょうが、部下から発信できる機会は少ないのではないでしょうか。
私自身、社会人になってから、上司に対して思ったことを言えず、ストレスがどんどん溜まり、我慢することになにか意味があるのだろうかと考えるようになりました。
そして、今では、少しずつですが思ったことを口にするようにしていますし、上司に対しても意見できるようになっています。
まだまだトレーニング段階ですが、自分の思ったことを発言できたらどのような効果があるのか、できないとどんなデメリットがあるのかを公開していきます。
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1.会社では「良い子ちゃん」である必要はない。
会社では、「イエスマン」や「良い子ちゃん」でないと、上司に可愛がられず出世できないように錯覚してしまいます。
子どもの頃から、学校の教師は絶対的な存在で、逆らったら、成績評価を下げられてしまうかもとビクビクしている子ども時代から私は何も変わっていませんでした。
でも、社会に出て、思ったことを口にできないと、正直なことを言うと、舐められます。
「こいつには何も言っても大丈夫」、「こいつにはパワハラをしよう」、「こいつに面倒な仕事を押し付けよう」などストレスの捌け口や面倒なことを押し付ける都合の良い人材に成り下がってしまいます。
結果として、休日出勤が重なったり、過度なストレスが掛かることにより、体調やメンタルを崩して、社会復帰できないというケースも想定しないといけません。
休職しても、退職しても上司や同僚は責任なんて追いませんよ。
そこで、上司や同僚にされて、嫌なことは嫌とはっきり発信すること、間違っていることに対しては、しっかりと指摘する習慣を身に付けるべきだと思います。
そのようにしたら、出世できないのではないか?と恐れてしまいませんか?
私は、そんなストレスを過度に受けることで出世しても、出世した後も上役に対して同じように対応していかないといけないため、正直面倒だなと思ってしまいます。
確かに自分の周辺には、イエスマンしか集めない人間もいますが、そんな人間の傍にいてもあまりメリットを感じないのは私だけでしょうか。
もっと、のびのびと、息長く仕事をしていきたいですね。
2.思ったことをはっきり言えない人間は良い仕事なんてできない。
思ったことを言えないというのは、我々人間が感じている直観やひらめき、気づきを心の奥底にしまい込んでしまうことです。
不思議なことですが、人間の直観と言うのは意外に当たります。
直観的にこれは大丈夫、うまくいくと思うことは、私の経験上だいたいうまくいくように思います。
ゴチャゴチャ理論や理屈をこねくり回して予想した結果、外れてしまうことも多いので、直観というのはとても効率の良い、人間の持つ武器と言えるでしょう。
もちろん、大勢の前でプレゼンテーションをして、承認が必要となるような場面では、直観だけでは説得力に欠けますので、プラスアルファで根拠を示さないといけません。
しかし、自分に決定の裁量権のある、「このエリアを開拓しよう」、「この方法を使おう」のようなことはどんどん直観を信じてみても良いと思います。
このような直観やひらめきについて、普段から思ったことを口にできない、いわば萎縮した状態だとなかなか出てこないのです。
萎縮した状態では、我々は最高のパフォーマンスを発揮できないばかりか、能力の半分も発揮できないかもしれません。
思ったことを口に出すという小さな習慣ですが、それを繰り返すことで、本来の自分を取り戻すことができているように思います。
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3.最後に
私の勤務している会社では、社内でいつも怒っている人がいます。
「なんでいつもこいつ怒ってるのかな」なんて思っていましたが、皆面倒だから、適当に謝って済ませて、飲み会で憂さ晴らしをするんですよね。
私も怒ってばかりの面倒なおじさんに突撃するほど、勇猛果敢ではないのですが、私が怒られる順番が回ってきたら、チクリと言ってあげようと思っています。
思ったことをしっかり言うことは、自分の気持ちに嘘をつかず、直観やひらめきを大事にすることです。
もし、相手を怒らせてしまったら、「怒ることじゃないですよ~」となだめようと思います。
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