日本人の働き方は異常なのか?

日本人の働き方は、異常なのでしょうか?
働き方改革が進めど、長時間労働から抜け出せない人もいるでしょうし、ブラック企業のような体質の企業や職場はまだまだたくさん残っています。

ドイツのような労働時間が厳しく管理されている国から見ると、日本人の働き方は異常だと思われるでしょう。
欧米諸国は、バカンスがあり、夏に長期間休暇が取得できるのに対し、日本は5日間程度の夏季休暇でも連続で取らせないような職場もあります。

これでは、遠く離れたヨーロッパやアメリカなどに旅行へいけません。
海外旅行へ行くためには、仕事を辞める覚悟が必要なんて馬鹿げていますよね。

ここでは、日本人の働き方の異常なところと、海外と比較して日本企業のまともなところを公開したいと思います。


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1.日本人の働き方の異常なところ:長時間労働

日本人の働き方の異常なところとして、まず挙がってくるのが長時間労働を強いられるところです。
毎日5時半の定時を過ぎてから、もう一日分の時間を「おかわり」で働いている人もいて、欧米人から見たら日本人は異常でしょう。

日本人は、終身雇用という身分の安定と引き換えに、長時間の労働にも耐えてきましたし、サービス残業もしてきました。
そのため、ある程度のことは我慢しないと、会社にいられなくなるという恐怖心もあります。

欧米諸国は、終身雇用という訳ではありませんし、転職によるステップアップも多い社会です。
そのような人たちから見たら、日本人なんてロボットのように働いていると思われていますよね。

私もよくオーストリア人の友人からメールをもらいますが、「日本人は忙しくて大変だね・・」なんて書かれます。
その友人は、毎年バカンスで日本に来られるぐらいに休みがあります(夏季休暇が2ヶ月)。

しかし、昨今の日本では、企業の業績不振やリーマンショックのような不景気で、リストラをされることもあります。
そして、終身雇用の維持ができないと然るべき立場の人が明言してしまったら、それに追随する企業も増えていくのでしょうか?

それでも、まだ私たち日本人は長時間労働やサービス残業をするのでしょうかね・・
また、有給休暇も取得しないように社員同士で牽制し合わないといけないのでしょうか?

このまま、終身雇用が続けば、「働き方改革」を希望的観測としてみれば、ゆるやかに労働環境は良くなるでしょう。

でも、終身雇用が完全に崩壊するならば、日本人ももう少し権利意識が芽生え、労働者が我慢することも少なくなっていくでしょう。

2.日本人の働き方の異常なところ:上司は神様

日本人の異常なところとして、もう一点、上司は神様のように扱わないといけないと思い込んでいることです。

上司の力量や人格次第で個人的に慕うに値する人はいるでしょうが、尊敬もできないし、仕事もできない、ただの年長者もいますよね。

そんな上司に対しても、若手社員ははっきりと意見することが許されないような風潮があります。
これも会社によって、フラットな組織もあるのでしょうが、旧態依然としたお役所のような組織だと、まだまだ風通しは悪いです。

もし、その上司に対して、楯突いて攻撃しようものならば、さらに上役や他部署の上司から目をつけられ、「ヤバイ奴」認定されることは確実でしょう。

ある程度、仕事を円滑に進める上では、上司へ一定のリスペクトを持っておくことは必要かもしれませんが、間違っていることすらも指摘できないのは、「隠ぺい体質」に繋がるように思います。

私は、あまり気にせずに間違っていることや嫌なことは伝えるようにしています。
だって、精神的に病みたくないので。

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3.日本企業(日本で働くこと)の良いところ

日本企業の良いところは、やはり待遇だと思います。
給料も直近の20年間でほとんど上がっていませんが、まだまだアジアの中ではかなり高いのです。

そして、最近の記事では、比較の対象がタイばかりになっていますがお許しください・・

タイでは、月収はだいたい日本の3分の1です。
それに対して、物価はそのまま3分の1になっているとは思いません。

iPhoneや車は、世界的にあまり値段に差はないですし、アジア諸国では食費も年々上がってきています。
エンゲル係数(所得に占める食費の割合)も高いのかなと思います。

日本で働くことのメリットは、アジアの中ではかなり良い給料をもらえ、物価もそれほど高くなく、買い物をすれば最高のサービスを受けることができることです。

そして、日本企業で働くことは、休暇面でも恵まれています。

私の知り合いのタイ人は、現地の日系企業で働いていますが、業績不振のためにもう何年間もボーナスが支給されていません。

日本で正社員として働いていても、もちろん業績不振のためボーナスが支払われないこともありますが、それなりの規模のそれなりの業績の企業に勤めていればボーナスが支給されることの方が多いのではないでしょうか?

また、万が一あなたがうつ病や疾病のために長期間の休養が必要と診断されれば、会社側は病気休暇を取得させるかと思います。(そうでない会社もあるかもしれませんが)

でも、タイ人の同僚はそんなことは許さないようです。
労働者の権利として、病気休暇があったとしても他人が休むことは許せないと言っています。

もちろん、極端な例かもしれませんが、日本の方が病気休暇に対して寛容なのかなと思います。
タイでは、病気休暇明けは日本以上に会社に居づらくなるのではないでしょうか?

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